最近では、独身者をターゲットにしたウィークリーマンションでは、建物全体がピッキングの被害に遭ってしまうという事件も増えてきています。
ピッキングとはカギ穴に針金を通して、施錠を外したり、バールなどの道具を使い施錠を壊すことを言います。
このピッキング被害は全国的にも広がりつつあり、古いタイプのカギをご使用の方は、新しいタイプのピッキングをされにくいタイプのものに、すぐに替えた方がよいでしょう。
ピッキングの目的は、住居に侵入後、窃盗を目的としたものであるため、狙われるのはほとんどが留守宅です。
留守宅の代表例としてあげられるのが、まさにウィークリーマンションやワンルームマンションといえるでしょう。
この手のタイプのマンションは、全部屋すべて同じタイプの部屋の造りになっており、また施錠のタイプもすべて同じであるため、短時間にピッキングの被害に遭いやすいため、ピッキング窃盗団の被害に遭いやすいと言えるからです。
カギをピッキング対策のものに取り変えることは、確かに費用がかかりますが、住居に侵入されてしまう被害に比べれば、少額の費用で済ますことが出来ます。
専門業者では、防犯性の高い施錠がいろいろとあるので取り替える際には、いろいろと相談をしてみるとよいでしょう。
気になるのは、交換工事費など費用の面ですが、ピッキング対策用のものであれば約1万円前後からあります。
高額なのは、指紋認識型のタイプのものやIC型のタイプ、暗証番号入力タイプのものだと最高で10万円前後かかります。
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